「テディベア」は100年前の明治時代に誕生した、「世界で一番古く」「一番有名なキャラクター」です。

これ程受け入れられた動物(熊)のキャラクターはありません。

その誕生には諸説ありますが、その中でも有名なのが米国のセオドア・ルーズベルト26代大統領が熊の狩りに行った時、子熊と遭遇し「子熊を助けたエピソード」からだとされています。

その時の新聞記事が下記のものです。




1902年11月、セオドア・ルーズベルト元大統領は友人達とミシシッピーに狩猟に出かけました。数時間も歩き回りましたが、野生動物にはなかなか遭遇しません。ついに、一行は一匹の小熊を追い詰め、取り囲みました。ガイドの一人が、ルーズベルト大統領にその熊を撃つよう促しましたが、彼はそれを拒否しました。このエピソードがルーズベルト元大統領の優しい行為として国中に広まりました。
それからまもなくして、有名な風刺漫画家であるクリフォード・K・ベリーマンが、ルーズベルト大統領の熊を救ったエピソートを元に漫画にし、世界的に有名になりました。 現在この熊のぬいぐるみは「テディベア」として知られていますが、これがルーズベルト大統領の愛称、「テディ・ルーズベルト」にちなんで付けられた名前であることは世界的に知られた事実です。


その後ドイツの「ぬいぐるみ人形」制作の多くの会社によって「熊のぬいぐるみ人 形」として創作され、それは世界的に有名になっています。